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GLIDiC TW-4000s|小さく上質なデザインの本格派TWS

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GLIDiCから最小モデルTW-4000の後継となるTW-4000sがリリースされました。

TW-4000sはW46mm×H36mm×D25mmという驚きの小ささとかわいらしいデザインで、女性をメインユーザーとして開発されました。

しかし、その外観からは想像できないほどの本格的な実力を備えており、音質の良さ・通話品質の高さ・充実した機能と普段使いで死角のない製品になっています。

アクティブノイズキャンセリングこそ搭載していないものの、それを除いたトータルポテンシャルはかなり高いレベルにあり、プライベート・ビジネスどちらに使っても大きな不満は感じないでしょう。

今回はそんな小さな実力派、GLIDiC TW-4000sの魅力を徹底的にレビューしていきますので、是非最後までお付き合いください。

GLIDiC TW-4000s スペック
 

 

GLIDiC TW-4000sのデザインと装着感

GLIDiC TW-4000sのイヤホン本体や充電ケースのデザインと、装着感などについてみていきましょう。

TW-4000sの本体と充電ケース

TW-4000sは、とにかく小さくてかわいらしいデザインだけど質感は上質だという印象です。

まず充電ケースの大きさですが、W46mm×H36mm×D25mmとかなりコンパクトになっていて、小柄な女性でも手の平にすっぽり収まるサイズですね。

GLIDiC TW-4000s 充電ケース

上の画像はTW-4000sの充電ケースの正面と裏面ですが、裏面にあるUSB-typeCの充電用ポートをご覧いただくと全体の大きさがイメージできると思います。

そう、USB-typeCの充電用ポートがやけに大きく見えるのは、TW-4000sの充電ケースそのものが非常に小さいからなんですよね。

GLIDiC TW-4000s 充電ケースオープン

ケースの上蓋を開けてもまったく大きさを感じさせないほどコンパクトなので、バックのなかはもちろんポケットにサッといれて気軽に外に持ち出すことができます。

充電ケース上蓋にはトーンオントーンでGLIDiCのロゴがあしらわれていますが、主張しすぎないシンプルなデザインで落ち着いた雰囲気。

また、TW-4000sはマットな質感なので、シルクのようなさらさらした手触りがなんとも心地よく感じます

GLIDiC TW-4000s イヤホン本体

イヤホン本体も非常に小さく、イヤーピース含めて同色系で統一されたデザイン。

フェイスプレートの周囲に配置されたメタル調のリングがアクセントになっていて、アクセサリーのような華やかさが感じられて価格以上の質感・高級感がありますね。

小さくてかわいらしいデザインの完全ワイヤレスイヤホンというと思い浮かぶのはag COTSUBUですが、TW-4000sと大きさを比べてみました。

GLIDiC TW-4000s ag COTSUBU 比較

画像の上がag COTSUBU、下がGLIDiC TW-4000sで、小さいと思っていたCOTSUBUよりTW-4000sのほうがさらに小さいことがわかります。

GLIDiC TW-4000s カラーバリエーション

TW-4000sのカラーバリエーションは、定番のブラックとホワイトに加えてパステル調のピンクとブルーも用意されているので女性も手に取りやすいのではないでしょうか。

2023年2月24日にTOMORROW×TOGETHERコラボモデルが発売される予定です。イヤーピースのカラーはメンバーのイメージした5色展開。そのほか、以下の機能も盛り込まれているので注目ですね。

  1. ボイスガイダンスがTOMORROW×TOGETHERのメンバーの声
  2. TOMORROW×TOGETHERのファンへのメッセ―ジの再生が可能
 

 

TW-4000sの装着感

TW-4000sを実際に装着してみたところ、イヤーピースを比較的しっかりと耳の中に差し込むタイプのイヤホンで、イヤーピースのサイズが合えばフィット感はかなり高いと感じました。

GLIDiC TW-4000s 装着感

また、頭を強く振っても落下してしまうような感覚は無く、電車の中や街中でも気軽に使うことができるはずです。

ただし、イヤホン本体が非常に小さいので、どちらかというと小柄な人のほうが装着安定性が高いのではないかとも感じました。

イヤホン本体の耳にあたる部分はずんぐりした形状をしていますが、これはカナルワークスが監修しているということもあり、フィット感を高める独自形状となっています。

GLIDiC TW-4000s イヤホン本体形状と付属イヤーピース

カナルワークスとは、2010年に設立されたプロユースのオーダーメイドイヤホン専業の国内メーカーで、世界品質の音を目指してパーツ選定と設計にこだわり抜いている会社。

多くのユーザーの耳の形をみてきたカナルワークスが監修んですから、TW\4000sの装着感が悪いはずはありませんね。

また、TW-4000sにはL/M/S/XSにXXSを加えた5種類のイヤーピースが付属していて、よりフィット感の高いサイズを選べるようになっています。

じつはこのXXSサイズのイヤーピースもカナルワークス監修となっており、フィット感にこだわり抜いた仕上がりになっているそうです。

完全ワイヤレスイヤホンは欲しいけれど、耳が小さくてなかなかしっくりくる製品がないといったユーザーもTW-4000sならジャストフィットするのではないかと思います。

なお、自分の耳にしっかり合ったイヤーピースを選ぶと装着安定性が高まるだけでなく、遮音性も上がり周辺ノイズが抑制され低音が豊かになるというメリットがあります。

左右の耳の穴の大きさが微妙に異なるというケースも珍しくありませんので、付属イヤーピースのどのサイズが合うかは色々と試してみると良いでしょう。

 

 

GLIDiC TW-4000sの音質と通話品質

GLIDiC TW-4000sの音質と通話品質をチェックしていきましょう。

TW-4000sの音質

TW-4000sは、小さなボディに似合ないパワフルな低音とクリアな中~高音を楽しむことができる音質だと感じました。

低音はタイトで跳ねるような躍動感のあるノリの良いチューニングで、小気味良いビートが耳に心地よく響きます。

中音~高音は透明感のあるクリアなサウンドで、とくにボーカルが近くに感じられることからポップスとの相性がよさそうです。

高音は低~中音と比較すると若干おとなしめですが、物足りなさを感じるほどではありません。

TW-4000sの音質を図で表現すると以下の通りで、全体的にバランスの良さが感じられる音質になっていると思います。

GLIDiC TW-4000s 音質

音場もまずまずの広さで、縦横だけでなく少しばかり奥行きも感じられるのが個人的には高評価ポイントですね。

ただし、外音取り込みモードを使用すると音場が急に狭くなるということを書き添えておきます。

たとえば通常モードの音場を10とすると、外音取り込みモードは3くらいの広さに感じられます。

音楽を聴くのに常時外音取り込みモードを使う方はそう多くないでしょうから気にする必要はないとは思いますが、「あれっ⁉」って感じたので念のためお伝えしておきます。

TW-4000sは外音取り込みモードが優秀なだけに、この音場の変化は次回作では改善して欲しいところですね。

TW-4000sのマイク性能

TW-4000sは、通話時の周囲の騒音と話す声をそれぞれ識別する「通話用のAIノイズキャンセリング機能」が搭載され、話す声にフォーカスしてクリアな声を届けることができるとされています。

GLIDiC TW-4000s AIノイズキャンセリング機能出典:GLIDiC公式

この小さなイヤホンにAIノイズキャンセリング機能が搭載されているのは驚きですが、肝心なのはどれだけクリアな声が相手に届けられるかということ。

さっそく夕方のカフェに持ち出して、マイクテストを実施してみました。

着席率は9割ほどでほぼ満席状態、BGMも流れておりかなりザワついた環境でのマイクテストとなりました。

マイクテストの結果、TW-4000sの通話品質は標準レベルより少し上感じました。

GLIDiC TW-4000s 通話レベル

周囲の人の声はかなり抑制されているのでAIノイズキャンセリング機能が効いていることがわかります。

いっぽうで、BGMはかなりの音量で混入しているので、比較的大きな音になるとノイズを除去しきれないんでしょう。

ただし、自分の声は語尾まではっきり聴こえますし、サ行の刺さりやエコーがかかったようなところもほとんど気になりません。

これなら自宅やオフィスの会議室など、比較的周辺ノイズが少ない場所でならリモートミーティングなどに使用することも十分可能でしょう。

また、TW-4000sは片側だけでもイヤホンを使うことができるので、長時間のリモートミーティングでもバッテリー切れを気にする必要がありません。

さらにマイクのミュート機能も搭載されていて、通話中にイヤホン本体のボタンを1回クリックするとミュートのON/OFF操作ができるようになっています

TW-4000sは通話に関してはかなり満足度が高く、リモートミーティングの機会が多いビジネスパーソンにもおススメのイヤホンだと思います。

GLIDiC TW-4000sの機能と操作性

GLIDiC TW-4000sの機能や操作性について確認していきましょう。

TW-4000sの操作性

TW-4000sは、イヤホン本体で様々な操作ができるようになっていて、フェイスプレート横にある物理ボタンを押し込んで操作します。

GLIDiC TW-4000s 物理ボタン

イヤホン自体が非常に小さいので、タッチセンサーだとイヤホンの位置を直すたびに誤操作が起きやすいことから物理ボタンを採用したのではないかと思います。

フェイスプレート自体を押し込むのではなくイヤホンをつまんで操作するような形になるので、操作時にイヤーピースが耳の中に押し込まれるような嫌な感覚がないのはありがたいですね。

なお、TW-4000sの操作方法は以下の表の通りです。

動作
音楽1回押し外音取り込みON/OFF再生/停止
2回押し音量DOWN音量UP
通話1回押し受話
長押し通話終了/着信拒否
その他3回押し低遅延モードON/OFF音声アシスタント起動

TW-4000sには専用アプリが用意されていないので操作ボタンのカスタマイズができないのは残念ですが、誤操作の少ない物理ボタンなので操作性に問題はないと感じました。

TW-4000sの外音取り込み性能

TW-4000sには外音取り込み機能が搭載されていて、実際に試してみたところかなり優秀な性能だと感じました。

外音取り込みは、左のイヤホンのボタンを1回押すとON/OFFを切り替えることができます。

TW-4000sはイヤホンの重量が軽いということもあるんですが、外音取り込みをONにするとイヤホンを着けていないような感覚になります

つまりそれだけTW-4000sの外音取り込みは自然に聴こえるということで、通話品質同様にかなりレベルの高い外音取り込み性能だと思います。

1万円以下のワイヤレスイヤホンでは、ビクター HA-A30Tの外音取り込みがかなり優秀だと思っていたんですが、TW-4000sはそれ以上の性能だと感じましたね。

ビクター HA-A30Tレビュー|迫力ある低音とクリアボーカルが魅力Victor HA-A30Tは1万円を切る価格ながら、ノイキャンや外音取込み、低遅延モードなどを搭載し、迫力のある低音と美しいボーカルが楽しめる製品です。エントリーモデルながら、Victorブランドを冠するだけの音質・機能を備え、ワンランク上のクラスとも互角に戦えるモデルとなっています。...

TW-4000sは通話中にも外音取り込み機能をONにすることができるので、オフィスで使用する際などは誰かに直接話しかけられても聞こえるようにしておくことができます。

これだけ周囲の音が自然に聞こえると、常時外音取り込み機能をONにしていてもストレスを感じることがないというのは大きなメリットでしょう。

TW-4000sは低遅延モード搭載

TW-4000sには、映像と音のズレを抑える低遅延モードが搭載されています。

イヤホンを使って動画やゲームを楽しみたいという方も多いと思いますが、気になるのが映像と音のズレ。

このズレが大きいと動画視聴に違和感を感じたり、ゲームの場合はスコアに影響するなどストレスを感じる原因になってしまいます。

ワイヤレスイヤホンはBluetoothでスマホなどからイヤホンに音を伝送する関係で、どうしても映像と音に微妙なズレが生じてしまうんですよね。

低遅延モードはこのズレを抑制する機能で、動画やゲームをストレスなく楽しむことができるようになります。

GLIDiC TW-4000s 低遅延モード

実際に低遅延モードで動画をいくつか見てみたんですが、遅延を感じるシーンは無く快適に視聴することができました

ただし、音の遅延にシビアな音ゲーやサバゲーだと若干厳しいと思いますので、そのようなゲームをプレイする場合は、やはり有線イヤホンを使用することをおススメします。

TW-4000sの便利機能

TW-4000sには普段使いをより快適にする機能も搭載されているので、その内容を説明しておきます。

TW-4000sは急速充電に対応

TW-4000sはFast Chargeによる急速充電が可能です。

10分間の充電で約1.5時間の再生が可能なので、朝起きて外出の準備をする合間に充電すれば、目的地に着くまで快適に音楽などのコンテンツを楽しむことができます。

また、リモートミーティングが続く日なども、会議の合間に短時間である程度充電ができるというのは大きなメリットではないでしょうか。

TW-4000sはIPX4の防水性能

TW-4000sはIPX4の防水性能を備えています。

IPX4は「いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない」という防水レベルですので、急に雨に降られて多少濡れても大丈夫

充電ケースは防水ではありませんので、雨の中慌てて充電ケースにしまおうとせず、屋内に入ってからタオルなどでイヤホンを拭いておくだけでOKです。

 

 

GLIDiC TW-4000sのレビューまとめ

それでは最後にGLIDiC TW-4000sの総合評価を確認してみましょう。

評価項目ImpressionScore
通話品質音質・ノイズ抑制とも高レベル4.8
低音跳ねるような躍動感のある低音4.6
中音透明感のあるクリアな中音4.5
高音若干おとなしめだが繊細な高音4.0
外音取り込み性能自然な音質でイヤホンを着けていないよう5.0
デザイン性手触りがよく上質なデザイン4.7
機能加点低遅延モードを搭載5.0
総合評価4.7

 

GLIDiC TW-4000sは、小さくてかわいらしいボディに大きなポテンシャルを備えた実力派の完全ワイヤレスイヤホンです。

まず本機最大のおすすめポイントは通話品質の高さ

通話用のAIノイズキャンセリング機能を搭載したことにより、通話時の周辺ノイズをかなりのレベルで抑制し、自分の声もクリアに相手に届けることが可能です。

また、小さなボディながら音質もパワフルで、低~中音域が気持ちよく耳に入ってくるバランスの良いサウンドで、締りのある小気味良い低音とクリアなボーカルが特長です。

外音取り込み機能はまるでイヤホンを装着していないかのような自然な音質で、この価格帯のなかではトップクラスの性能だと思います。

このほか、10分の充電で約1.5時間の使用が可能なFast Chargeや低遅延モード、IPX4の防水性能など普段使いにも死角なし

なによりコンパクトでかわいらしいデザインとファッションに合わせて選べる4色のカラーバリエーション、シルクのような手触りの高い質感はガジェットとして必要不可欠な魅力を備えています

GLIDiC TW-4000sはかわいらしい外観からは想像できないほどの実力を秘めた、レベルの高い本格的な完全ワイヤレスイヤホンだといえるでしょう。