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ワイヤレスイヤホン インナーイヤー型|おすすめ最新モデル4選

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インナーイヤーワイヤレスイヤホンというカテゴリーをご存知でしょうか?

ワイヤレスイヤホンの形状は、大きくカナル型とインナーイヤー型に分類されます。

カナル型はイヤーチップを耳の穴に挿入してイヤホンを固定するタイプ、インナーイヤー型はイヤーチップがないタイプのもの。

ワイヤレスイヤホンではカナル型が主流ではありますが、インナーイヤー型にも良さがあるんですよね。

それは装着時の軽さと開放感で、カナル型では感じることが難しい「音に包まれる感覚」に優れているということ。

この記事では、現在発売されているインナーイヤーワイヤレスイヤホンの中から、価格以上の満足感を得られる機種を厳選してご紹介します。

また、後半にはカナル型とインナーイヤー型イヤホンの違いなども説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

インナーイヤー型おすすめ最新モデル

インナーイヤーワイヤレスイヤホンのおすすめモデルをご紹介します。

自信をもっておすすめできるモデルを厳選しましたので、参考にして頂ければと思います。

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS

SOUNDPEATS Air3 Pro Deluxe HS 画像

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは、インナーイヤーワイヤレスイヤホンでは世界初となるハイレゾ対応モデルです。

低価格ながら驚くほどのサウンドクオリティで、個人的に自宅ではこのイヤホンばかり使っています。

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS 仕様
 

 

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは充電ケース込みで30g台と、非常に軽くコンパクトなインナーイヤーワイヤレスイヤホンです。

充電ケースの表面は鏡面仕上げのため、指紋が付きやすいのが少し気になります。

ただし、イヤホン本体はマット仕上げになっているので、汚れや傷が目立ちにくく高級感も感じられますね。

実際に手に持ってみると、ほんとうに軽いことに驚かされます。

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS 充電ケース外観 SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS イヤホン本体の大きさ

このイヤホンは14.2mmのダイナミックドライバーを搭載しており、インナーイヤー型が苦手な低音もしっかり鳴らしてくれます。

低音~高音までクリアで厚みがあり、特定の音域がブーストされたようなことのないフラットな音質が特長

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS 音質

さらに、カスタムイコライザーは10バンドという充実ぶり。

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS カスタムイコライザー

10バンドのイコライザーは珍しく、SOUNDPEATSの音質に対するこだわりが感じられる点ですね。

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのマイク性能は標準以上で、リモートミーティングにも問題なく使えるのが嬉しいところ。

また、60msという超低遅延ゲームモードも登載されていますので、動画やゲームを遅延ストレスを感じずに楽しむことが可能です。

残念なポイントとしては、タッチセンサーのカスタマイズができないなど専用アプリのメニューが少ないという点。

ただし、基本的な機能はデフォルトで搭載されていますので、実際に使っていて不便に感じることはないでしょう。

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの最大の魅力は、この価格でハイレゾに対応したことと、それを表現できるだけの音質をそなえていること

お手持ちのスマホがAndroidで、BluetoothコーデックがLDACに対応しているなら非常におすすめのインナーイヤーワイヤレスイヤホンとなります。

通常は7千円程度しますが、Amazonタイムセールなどではクーポン併用で5千円程度になることがあります。

セール情報をチェックしてよりお得に入手するようにしましょう。

なお、SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはレビュー記事がありますので、こちらも参考にして頂ければと思います。

SOUNDPEATS AIR3 DELUXE HS|インナーイヤー型のハイレゾモデルSOUNDPEATS AIR3 DELUXE HSはインナーイヤー型としては世界初、日本オーディオ協会のハイレゾ認定を受けたイヤホン。LDAC接続で開放感がありながら密度の濃い上質なサウンドが楽しめるモデルとなっています。...

Anker Soundcore Life Note 3S

Anker Soundcore Life Note 3S 画像

コスパ高イヤホンといえばAnkerですが、インナーイヤー型ではLife Note 3Sがラインナップされています。

低価格モデルとしては機能面が非常に充実しているので、高機能モデルが欲しいという方にはおすすめです。

Soundcore Life Note 3S 仕様
 

 

Soundcore Life Note 3Sはイヤホン本体のハウジングがかなり大きく、充電ケースもそれなりに存在感があります。

Soundcore Life Note 3S イヤホン本体

イヤホン本体の耳にあたる部分が大きいため安定感はありますが、イヤホンを着けているという感覚が残ります

たとえば、Air3 Deluxe HSでは着けているのを忘れるほどの軽さなので、この点が唯一のデメリットでしょう。

Soundcore Life Note 3Sのドライバーは13mmの大径で、Anker独自のBassUpテクノロジーも搭載されています。

このため、低音のボリュームが少なくなりがちなインナーイヤー型ながら、低音にかなり迫力のあるドンシャリサウンド

Anker Soundcore Life Note 3S 音質

正直、インナーイヤーワイヤレスイヤホンが出せる低音ではないと言っても良いくらい。

ここまで低音が強ければ、EDMやロックでも十分楽しむことができるでしょう。

ただし、人によっては低音が強すぎると感じるので、中~高音寄りの見通しの良いサウンドが好みならAir3 Deluxe HSがおすすめです。

Soundcore Life Note 3Sのもう1つの魅力は、専用アプリがしっかり作りこまれていること

7千円を切る価格ながら、音楽用イコライザー、ゲームモード切替に加え、タッチコントロールカスタマイズもできるようになっています。

Anker Soundcore Life Note 3S アプリ画面

この価格でこれだけのクオリティのアプリが備わっているのはAnkerならでは。

また、Soundcore Life Note 3Sはワイヤレスチャージにも対応しており、バッテリーケース込みで約35時間の使用が可能です。

このように機能の豊富さが、Ankerのワイヤレスイヤホンはコストパフォーマンスが高いと評価される最大の理由でしょう。

低音が強めでノリの良いサウンドを楽しみたい方、低価格ながら機能が充実したイヤホンが欲しい方におすすめのモデルです。

なお、Anker Soundcoreシリーズのカナル型イヤホンを紹介する記事もありますので、よかったら参考にして頂ければと思います。

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JBL Tune Flex Ghost Edition

JBL Flex Tune Ghost Edition 画像

JBL Tune Flex Ghost Editionは、インナーイヤー型ながらイヤーチップを装着してカナル型のように使うこともできる2ウェイモデル

アクティブノイズキャンセリングも登載されているので、シーンに合わせて使い分けができることが大きなメリットです。

JBL Tune Flex Ghost Edition 仕様
 

 

Tune Flex Ghost Editionにはメカニカルで近未来的なスケルトンデザインが採用されています。

一歩間違えればチープなイメージになりかねませんが、ガジェットとして魅力のあるデザインに仕上がっていると思います。

JBL Tune Flex Ghost Edition 充電ケース JBL Tune Flex Ghost Edition イヤホン本体

JBLのサウンドは切れ味の良く明るいイメージなんですが、Tune Flex Ghost Editionもまさに「JBLらしい」音質です。

イヤーチップを装着しない状態で聴くと、重低音と超高音の両端は少しおとなしい印象。

ただし、低音~高音にかけては解像度が高く迫力もあり、JBLらしい「サウンド包まれるような感覚」があります。

JBL Tune Flex Ghost Edition 音質

ちなみに、イヤーチップを装着すると重低音が少し持ち上がって、さらに迫力が増す感じです。

イヤーチップを装着してのノイズキャンセリングも嬉しい機能ですが、これに関しては過度な期待は禁物でしょう。

イヤーチップが小さくスリムなデザインなので、よほど耳孔が小さい方以外は大きなノイズキャンセル効果は得られないと思います。

いっぽうで、カナル型イヤホンなみのアプリメニューが搭載されており、この点は大きなメリットだと感じました。

JBL Tune Flex Ghost Edition アプリトップ画面

たとえば、音楽用イコライザーは5種類のプリセットと任意の周波数帯で調整可能な10バンドの完全カスタムの2種類を搭載。

JBL Tune Flex Ghost Edition イコライザー

また、音質重視のオーディオモードと低遅延のビデオモードの切り替えや、2種類の外音取り込みモードを選択することも可能です。

Tune Flex Ghost Editionは、音質もアプリメニューも妥協のない仕上がりで、長く使えるインナーイヤーワイヤレスイヤホンでしょう。

簡易的とはいえ、「ノイズキャンセリング機能も欲しい」と思う方にはおすすめしたいモデルですね。

Nothing Ear(stick)

Nothing Ear(stick) 画像

Nothing Ear(stick)は、デザイン性に富んだインナーイヤーワイヤレスイヤホンです。

円筒形の充電ケースはもちろんのこと、ツートンカラーのイヤホン本体もガジェットして目を惹く斬新さがあります。

Nothing Ear(stick) 仕様
 

 

まず目を惹くのがそのデザインで、シンプルながら機能美を感じさせる仕上がりになっています。

Noting Ear(stick)充電ケース Noting Ear(stick) イヤホン本体

イヤホン本体のハウジングは大きめですが圧迫感は皆無で、非常に軽い着け心地になっています。

Nothing Ear(stick)は12.6mmの大径ドライバ―を搭載しており、全音域にわたってぼやけたところがないタイトでクリアなサウンドになっています。

中~高音が前に出てくるイメージで、一音一音の粒がはっきり表現されており、解像度も高いのが特長ですね。

Nothing Ear(stick) 音質

音場は広めで、高音の抜けも良いことからインナーイヤー型のメリットを最大限感じることができますよ。

デザイン的に繊細なイメージを持ちがちですが、IP54という防塵・防水性能で、ワークアウトでも積極的に使えるタフさです。

専用アプリのメインメニューは、イコライザーとタッチコントロールのカスタマイズの2つ。

トップ画面の右上歯車のマークをタップすると、インイヤー検出や低遅延モードのON/OFFの設定も可能です。

Nothing Ear(stick) アプリトップ画面

タッチコントロールは2・3・長押しなど、かなり細かくカスタマイズができるのが嬉しいところ。

イコライザーは3バンドで、プリセット4種類(バランスはデフォルトの音質)と完全カスタマイズの選択も可能。

Nothing Ear(stick) タッチコントロールカスタマイズ

Nothing Ear(stick)は1万円台中盤と、ノイズキャンセリング機能搭載のカナル型イヤホンも購入できる価格設定。

そう考えると、かなり高価なインナーイヤーワイヤレスイヤホンではあります。

しかし、ガジェットとして所有する喜びのようなものを感じられる、数少ないインナーイヤーワイヤレスイヤホンです。

人とは少し違ったものを持ちたい、でも音質にも妥協したくないという方には非常におすすめの1台です。

インナーイヤー型のメリット・デメリット

ワイヤレスイヤホンにはインナーイヤー型とカナル型があります。

インナーイヤー型はイヤーチップがなく、耳に引っ掛けて使うタイプ。

いっぽうカナル型はイヤーチップが付いているタイプで、耳の中に差し込んで固定するという大きな違いがあります。

インナーイヤー型とカナル型イヤホン画像出典:SOUNDPEATSホームページより

この2種類を比べながら、インナーイヤー型ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリットをチェックしていきましょう。

インナーイヤー型イヤホンのデメリット

インナーイヤー型イヤホンのデメリットは「音漏れ」「低音の弱さ」です。

使う場所によっては音漏れに注意

まず音漏れですが、耳孔を完全にふさがない構造なのでイヤホンから出る音が周囲に聴こえやすくなります。

耳孔をふさがない=遮音性が低いので、インナーイヤーワイヤレスイヤホンではどうしてもボリュームを大きくしがち。

周囲のノイズが多い場所ほどボリュームを上げたくなりますが、そのぶんイヤホンから漏れる音も大きくなります。

電車の中やカフェなどで使うケースではついついボリュームを上げてしまい、気が付くと周りから白い目で見られていた…なんてことも。

また、図書館など周囲が静かな環境では、それほどボリュームを上げなくても音漏れしているということもありえます。

したがってインナーイヤーワイヤレスイヤホンは、自宅など周辺ノイズが少なく、周囲に気を配る必要がない環境で楽しむのに適しています

低音が出にくい構造

インナーイヤーワイヤレスイヤホンは耳に引っ掛けるように装着しますが、ここに低音を感じにくい原因があります。

低い音とイヤホンの密着度は相関関係にあり、密着度が高ければ高いほど、より低音が感じられるようになります。

したがって、イヤーチップでしっかり耳孔をふさぎ、耳にピッタリ密着するような形状のカナル型のほうが低音は豊かです。

つまり、遮音性が高ければ高い方が低音は豊かになるので、そこを捨て去ったインナーイヤー型はどうしても低音を感じにくくなるんですね。

ただし、このデメリットはなるべく大径ドライバ―搭載モデルを選ぶことで、ある程度カバーすることが可能

音を出力するドライバーは大きくなればなるほど音圧が上がるので、不足しがちな低音をカバーしてくれます。

インナーイヤー型イヤホンのメリット

インナーイヤー型イヤホンのメリットは、「軽い装着感」「空間表現の広さ」です。

軽い装着感で疲れ知らず

インナーイヤーワイヤレスイヤホンは耳にひっかけるだけなので、着脱がしやすく装着感も軽いという特徴があります。

カナル型イヤホンの場合、密着度が高いので多かれ少なかれ装着時に圧迫感があるもの。

イヤーピースのサイズやイヤホン本体の形状が耳に合わないと、長時間使用で痛みを感じることも珍しくありません。

その点インナーイヤーワイヤレスイヤホンは、圧迫感を感じることがないどころか装着しているのを忘れてしまうほど

この軽い装着感がインナーイヤーワイヤレスイヤホンの大きなメリットでしょう。

広がりと臨場感のあるサウンド

インナーイヤーワイヤレスイヤホンのもう1つのメリットは、カナル型ではなかなか感じられない開放感のあるサウンドでしょう。

カナル型イヤホンは遮音性が高く没入感が高い反面、閉じられた空間で音が鳴っている感覚があります。

なかには音場が広いものもありますが、それでもやはり演奏空間が閉じられているという感じ方がするもの。

それにくらべてインナーイヤーワイヤレスイヤホンは、開かれた空間で演奏を聴いているように感じるんですよね。

カナル型のサウンドをライブハウスだとすると、インナーイヤー型は野外ステージのような開放感・臨場感があります。

軽い装着感と開放的なサウンド、しかもワイヤレスという利便性の良さから、インナーイヤーワイヤレスイヤホンは「ながら聴き」にも最適です。

インナーイヤーワイヤレスイヤホンのまとめ

インナーイヤーワイヤレスイヤホンは、軽い装着感と開放的なサウンドが大きなメリットです。

今回ご紹介したのは、いずれも音質的には十分満足いただける製品ばかりを厳選しています。

その中から、価格・機能・デザインなどを見比べて頂き、予算と好みに合ったものを選択頂ければと思います。

個人的に、自宅では着脱が容易で圧迫感がないインナーイヤーワイヤレスイヤホンを使っています。

広がりのあるサウンドはカナル型にはない開放感があって、ゆったりした環境でこそ実力が発揮されるように感じています。

カナル型イヤホンは持っているけど、自宅などリラックスしている時にもう少し構えず気軽に音楽を楽しみたい。

そんな方には、インナーイヤーワイヤレスイヤホンを検討してみることをおすすめします。